○ 消耗

怖い夢しかみない夜にさえ救いをもとめたけれど、どうもうまくいかない。「死」がこちらを意識しているような感覚。夜中の3時に外に飛びだしたけれど、枯葉の音が後をつけてきてすぐに泣きやんだ。思い通りにふるまわないわたしを見えないものみたいに扱うのはよしてくれないか。「役立たず」ほら、わたしである必要がどこにあった。目があわない。1000キロ先まで見えるのに、どうしてもあの人と目があわない。もっとずっと遠くにいるんだろうか。もうやめて