● つぎの息継ぎ

最近すこしだけ生き易くなったようなかんじがしている。たとえば今までは潜水(息継ぎ下手すぎ)で進んでいたところを水から顔をあげて進めるようになったような。でもわたしのこと。そんなのすぐに失念するんだろうな。そうならないように書いておこう。半年くらいどこかへ行ってくると言って傷つけてしまった。いつでも自由にしているわたしを見ているのが好き、なんて、そんなのは嘘だ。それはむかしから知っているけれど気づかないふりをしている。そうおもいたいとおもっていることを知っているから。それはきっと大切なこと。わたしは生きることにおいて学習がほとんどできない。体験をつぎに生かすなんてことができない。つぎがあるのかどうかなんて知らない。そのときがきてもわからない。慣れない。いつまでたっても。